幻想神秘音楽館

アクセスカウンタ

zoom RSS Monthly Prog Notes

<<   作成日時 : 2016/10/30 11:53   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 10月終盤の「Monthly Prog Notes」をお届けします。
 深まる秋から冬の訪れを予感させる今日この頃ですが、今回はそんな時節柄に相応しい荘厳で鮮烈な印象を纏った極上の楽聖達の作品をお届けします。
 ウクライナからの驚愕の使者として大いに話題と評判を呼んだ、今年2016年最大最強のホープと言っても過言では無い“モダン・ロック・アンサンブル”のデヴューアルバムは、時代と世紀を越えて万人全てのプログレッシヴ・ファン必聴必須な最高の一枚です。
 言葉では言い尽くせない位…この際野暮な事は一切抜きにして兎にも角にも多くの方々に聴いて頂きたい、手放しで大推薦の傑作を是非貴方(貴女)達の耳でお確かめ下さい。
 イタリアからも若手世代で活きの良い素晴らしい期待の新鋭“プロムナード”が華々しくデヴューを飾りました。
 70年代後期のPFM始めアルティ直系の地中海の煌めきにも似た、豪快にして繊細なプログレッシヴ・ジャズロックを変幻自在且つ変拍子全開で疾走する様は、イタリアン・ロックは永久に不滅である事を物語っている様で理屈を越えた爽快感すら覚えます。
 アメリカン・プログレッシヴからも先月のカンサスの素晴らしい新譜に引き続き、もはやベテランの域に達したと言っても過言では無いジェネシス・フォロワー系の究極“エデンソング”6年振りの新譜2ndは、とどまるところを知らないアメリカのシーンの奥深さと底力が垣間見える会心の一作に仕上がってます。これも必聴作!
 晩秋の夜風と共にプログレッシヴの匠達が奏でる渾身の魂のセレナーデをとくと御拝聴下さい…。

1.MODERN ROCK ENSEMBLE/Touch The Mystery
   (from UKRAINE 2016)

画像
       1.Meditations/2.What Will Happen To My Country
      /3.Touch The Mystery/4.My Angels/5.Swamp
      /6.Meditations(Version In Russian)

 2016年の美しくも驚愕なる衝撃の新鋭がまたここに降臨した…。
 その名はモダン・ロック・アンサンブル、デヴュー作と言うにはあまりにも神々しく眩い輝きを放ち続けている。
 正直なところ日本に到着してからほぼ一ヶ月近く経過しており、もう既にお聴きになられている方々も結構おられる事と思われる(苦笑)。
 若干のタイムラグ等の影響やら様々な諸事情で掲載こそ遅くなってしまったものの、やはり本デヴュー作品の素晴らしさだけは絶対見過ごす訳にはいかないだろう。
 ウクライナのシーンに於いてほぼ無名に近かったマルチプレイヤーVladimir Gorashchenko率いる、これは最早神憑りにも近い至高のシンフォニック・プロジェクトバンドであると言わざるを得ない。画像
 KARFAGENそしてSUNCHILD率いるAntony Kaluginという盟友を始め、ギター、リズム隊、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ソプラノサックス、タブラ…etc、etcの20人前後の大所帯による、旧約聖書を思わせる意匠というイメージ通りの壮大にして深遠なる音楽絵巻を創造している。
 今年の数あるニューカマーの中で頭ひとつ抜きん出たトップクオリティーを有し、コンポーズ能力及びスキルの高さは言うに及ばず、ウクライナ産のシンフォニックという範疇すら超越しワールドワイドな視野をも見据えたハイレベルにして、イエスの『海洋地形学の物語』ないしジェネシスの『トリック・オブ・ザ・テイル』に近い雰囲気のエッセンスをも内包し、今日のメロディック・シンフォニックの豪胆さ、果てはパット・メセニーグループや数多くのECM系をも彷彿とさせるジャズィーなムーディーさも醸し出しており、オリエンタルな神秘さと東欧的なエキゾティックなパッションとがコンバインした唯一無比な音宇宙を耳にする度に、万人のリスナーの心と魂はきっと天上界へと駆け巡っていく事だろう。
 これを聴かずして2016年のシンフォニックを語る事なかれ!と敢えて断言しておきたいくらい、必聴必至の最高傑作の登場である。
                 

Web http://modernrocken.wixsite.com/modern-re 
    https://www.facebook.com/ModernRockEnsemble?fref=ts


2.PROMENADE/Noi Al Dir Di Noi
   (from ITALY 2016)

画像
       1.Athletics/2.Il Secondo Passo/3.L'Albero Magico
      /4.Roccocò/5.Kernel/6.Pantera/7.Crisantemo

 ロジャー・ディーン、或いはJOJOシリーズの荒木飛呂彦氏タッチを思わせるプログレ然とした意味深なアートワークがインパクト大な、ジェノヴァ出身のイタリアン・ロック新たなる期待の注目株プロムナードのデヴュー作。
 テープ回転の早いラジオのオンエアを思わせるギミックのイントロダクションに、『Jet Lag』や『Passpartù』の頃のPFM或いは初期のアルティ・エ・メスティエリを思わせるサウンドパッションが甦り、熱気と興奮で思わず激しく胸を掻き毟られる、これぞイタリアン・ロックといった醍醐味が全身全霊で堪能出来る極上級の一枚と言えるだろう。
画像 メンバーは若手世代ながらもキーボード兼ヴォーカル、ギター、ベース&サックス、ドラム&フルートという基本的な4人編成で、ヴァイオリン、ヴィオラ、ファゴットのサポートメンバーがしっかりと脇を固め、70年代イタリアン・ロック直系の感触と気概を身に纏いながらも、時代相応に21世紀バンドらしい語法とスタイルで伝統と王道をしっかりと刻みつつ先人達へのリスペクトをも超越した自己のオリジナリティーが確立された野心作である一方、チェンバロを導入したクラシカルな側面では脈々と流れるイタリアン・バロックがしっかりと根付いていて、決して一朝一夕では成し得ない風格と重みすら感じ取れる。
 地中海の風、石畳の古い街並み…イタリアン・ロックの魔力が現代もなお息づいていて、それに魅入られし次世代が継承し構築した珠玉の逸品。
 秋の夜長を酒盃を片手にムーディーな彼等の音楽に酔いしれたいものである…。
 ちなみに彼等はYouTubeの自身のチャンネルにてポケモンレッド/ブルーのゲーム音楽や、アメリカン・オールディーズをアレンジしたスタジオライヴ画像を公開しているので御興味のある方は是非!
                 

Web https://www.facebook.com/Promenade-112931495433989/?fref=ts 


3.EDENSONG/Years In The Garden Of Years
   (from U.S.A 2016)

画像       1.Cold City
       
       Years In The Garden Of Years
       2.End Times In Retrospect/3.In The Longest Of Days
      /4.The Hollowed/5.Down The Hours/6.Chronos
      /7.Generations/8.The Atman Apocalypse/9.Regenerations

       10.Yawn Of A Blink

 21世紀のアメリカン・プログレッシヴに於いてアドヴェントと並ぶユーロ・ロック志向(嗜好)の浪漫と抒情を継承したもう一方の雄エデンソング
 2008年のセンセーショナルなデヴュー、そして2010年にライヴ音源入りのミニアルバムをリリース後、大幅なメンバーチェンジを経て実に6年振りのフルレングス新譜2ndが満を持してのリリースとなった。
 今までのセルフリリースから一転してアメリカの大手プログレッシヴ・レーベルLaser's Edge移籍後の初作品は、あたかもダークサイドがかったジブリアニメを思わせる様な意匠をそのまま音楽にしたかの如く、決して気負う事の無い従来通りのエデンソングらしいリリシズムとダークでゴシックな趣は本作でも健在で、画像以前にも増してシンフォニックとチェンバーサウンドがコンバインした妖しげな森の精霊達の饗宴は聴く者の脳裏に夢見心地に木霊する事だろう。
 ジェネシス、ジェスロ・タル、GG、果てはグリフォンといった御大クラスに追随するかの様に、多種多様な今日のアメリカン・プログレッシヴに於いて…ある意味本来の王道と正統派が持つサウンドの流れと雰囲気の継承に留まる事無く、むしろバンドとしての自我の確立や70年代への憧憬と回帰を超えたアイデンティティーを目指しているかの様ですらある。
 ジェネシス・フォロワー系の最右翼イタリアのウォッチやスウェーデンのエージェンツ・オブ・マーシーとは対極を為す孤高の存在に位置するカリスマ性を擁しながらも、ジェネシスのコピー紛いや物真似に終始するしか関の山だった幾数多ものバンドが到底辿り着けない極みと頂に降臨した神々しくも気高い煌めきすら禁じ得ない。
                 

Web http://www.edensongtheband.com/ 
    https://www.facebook.com/edensongtheband/?fref=ts

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
Monthly Prog Notes 幻想神秘音楽館/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる