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<<   作成日時 : 2014/01/30 16:10   >>

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 2014年、今年最初の「Monthly Prog Notes」をお届けします。
 昨年いろいろとくだらないゴタゴタに巻き込まれて執筆更新出来なかった分を挽回・取り返していく気持ちで、今年一年キチンとしっかりレポートしていきたい意向です。
 今年の「Monthly Prog Notes」復帰再開第一弾は早々と強力なラインナップが出揃いました。
 北米大陸カナダからは久々の強力新人“ヒュイス”の登場です。
 美麗で幽玄なイメージを湛えたアートワークのイメージと寸分違わぬ、70年代のヴィンテージ感覚を21世紀の現代感覚にアップ・トゥ・デートされた極上のメロディーラインが堪能出来ます。
 イギリスからは今やベテラン級大御所の貫禄さえ堂々と感じられる“ソルスティス”の第5作目の新作を…。
 一見アメコミ風な意匠とは裏腹に、流石大英帝国の伝統とロマンティシズムを継承した彼等の音世界は更なる成長と躍進を遂げて、その健在ぶりたるやきっと聴く者の心を鷲掴みにする事でしょう。
 活況著しいイタリアン・ロックの現在(いま)を物語るかの様に、2014年初っ端から登場の“オーロラ・ルナーレ”も今年の大いなる注目作となるでしょう。
 バンコやオルメからの強い影響下に裏打ちされた高水準で堅実なサウンドワークに、確固たる理念とその高潔なまでの創作意欲に、21世紀イタリアン・ロックの安泰を強く感じる事でしょう。
 1月から2月へ…寒空の下で新たな芽吹きを予感させる楽師達の紡ぐ旋律に是非耳を傾けて下さい。

1.HUIS/Despite Guardian Angels
   (from CANADA 2014)

画像
       1.Beyond The Amstel/2.Haunted Nights/3.The Last Journey
      /4.Oude Kerk T/5.Lights And Bridges/6.Little Anne
      /7.If By Morning/8.Oude Kerk U/9.Write Your Name
      /10.Salvation/11.Garden Of Dust

 もう如何にもといった感の美麗で物憂げなアートワークに魅かれて思わず手を伸ばす方々も多い事だろう。
 カナダのベテラン・シンフォMYSTERYのリーダー兼ギタリストMichel St-pere が新たに別働隊的に結成した、文字通り期待の新星と言っても過言では無いヒュイスの堂々たるデヴュー作。
画像 ジャケットの意匠からしてプログメタル的な作風を想起される向きもあるかもしれないが、そこは流石にカナダというお国柄が反映されており、決して一本調子なメロディック・シンフォ路線に寄り掛かる事無く、往年のモールス・コードないし80年代のエニワンズ・ドーターをも彷彿とさせるスピリッツを継承しつつも、21世紀という時間軸に呼応した現代風のキャッチーなメロディーラインが存分に堪能出来るだろう。
 言わずもがなデジタル系Keyを多用している事と思えるが、70年代の雰囲気に肉迫するかの如くメロトロン始めハモンドといったヴィンテージな音色の質感をも湛えたサウンドワークには大いに好感が持てる。
 欧州大陸への思いと憧憬とが各曲の端々に込められ、あたかもカナディアンの空気が悠々と厳かに流れ大自然のイマージュが脳裏に色鮮やかに甦る様は感動と興奮以外の何物でもあるまい。
 今年最初の必聴作と言わんばかりのハイポテンシャル&クオリティーが熱い位に漲っている…。

Web http://www.huisband.com


2.SOLSTICE/Prophecy
   (from U.K 2013)

画像
       1.Eyes Of Fire/2.Keepers Of The Truth/3.Warriors
      /4.West Wind/5.Black Water

      −Bonus Tracks−
       6.Find Your Self/7.Return Of Spring/8.Earthsong

 80年代のポンプロック勃発時にデヴューを飾り、その英国然とした牧歌的で抒情美溢れる唯一無比の作風で他のポンプ系アーティスト等と一線を画し、集散を繰り返しつつも現在までに至るその揺るぎ無い創作精神で30年選手という確固たる地位とキャリアを誇るソルスティス
 復帰作に当たる4thの前作『Spirit』から3年振りの新作5thは“預言者”という意味深なアルバムタイトルも然る事ながら、そのマーベルないしDCを思わせる一軒アメコミがかったジャケットアートに、多くのファンの皆さんは一体彼等に何が起こったのか!?と躊躇されるかもしれない(苦笑)。画像
 まあ…それはあくまで見てくれ的なイメージであって、作風と内容は今まで通りの美しくて繊細なソルスティス・サウンドが楽しめる。
 メンバーも前作から全く変動が無く、エモーショナルな音世界は更に格段の成長を遂げ、フィドル(ヴァイオリン)、アコギ、イエスばりのコーラスワークとブリティッシュ・ロックならではの伝統とダイナミズムに加え、ドラマチックさとリリシズムのせめぎ合いが聴く者の全身を駆け巡る…。
 決してジャケットに惑わされる事無く、心して彼等の変わらぬ浪漫の世界を味わってくれたまえ。
 ちなみにボーナストラックの6〜8曲目は、かのスティーヴン・ウィルソンの手によるニューミックスで甦った名作1st『Silent Dance』からの再録によるもので、初心者的なファンの方でも十分楽しめる。

Web http://www.solsticewebsite.com


3.AURORA LUNARE/Same
   (from ITALY 2013)

画像
       1.Evasione Di Un'idea/2.Eroi Invincibili…Son Solo I Pensieri
      /3.Mondo Fantasmatico/4.Riflessi Indicativi/5.Corsa Senza Meta
      /6.Secondo Dubbio/7.Interlunio/8.Sfera Onirica
      /9.All'infuori Del Tempo/Ritorno Al Nulla

 2014年に入ってもイタリアン・ロックは絶好調の様相を呈しているみたいだ…。
 昨年末に待望のデヴューを飾った21世紀イタリアン・ロック期待の新星オーロラ・ルナーレ
 バンドネーミングからしてかのピエロ・リュネールを連想される方もいると思うが、彼等は正真正銘バンコ、オルメ、果てはマクソフォーネからの系譜を受け継いだ正統派イタリアン・シンフォニックを創作している。
 ツインKey(片方はギターも兼ねる)、B、Dsの4人編成に、フルート、ヴァイオリン、ギター、女性Vo、そして更にはマスケーラ・ディ・チェッラのヴォーカリストまでもがゲスト参加しているといった大盤振る舞いである。画像
 イタリアン・ロックならではの伝統を踏襲したクラシカルでジャズィーな曲展開、バロック音楽影響下の大きさを印象付けるパイプオルガン、そして時折ハッと息を呑む様な端整でリリカルなピアノワークの美しさ…等、あの70年代の熱気と息遣いに、良い意味で21世紀の現代感覚と手法とが見事にバランス良くコンバインした、これこそ自国のアイデンティティーを強く意識した…まさしく時代相応のイタリアの音そのものである。
 ラスト9曲目は言わずと知れたオルメの最高作『Felona E Sorona』からのトリヴュート・ナンバー。
 イタリアン・ロックの快進撃と軌跡がこれからも未来永劫続く事を予見させる会心の一作と言えるだろう。

Web http://www.auroralunare.it

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